土木デザイン設計競技 景観開花。2017

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株式会社 エイト日本技術開発

『地域の歴史を継承し、心地よい空間を創出』 ―東京都月島川に架かる西仲橋―

西仲橋は、東京都中央区の月島地区と勝どき地区を流れる月島川に架かり、西仲通り商店街と近年開発の著しい勝どき駅周辺を結ぶ通り沿いにあります。

本橋は、長さ40m弱の小さな橋ですが、地域の人々や来訪者に地域の雰囲気や歴史・文化を印象付ける重要な場所に位置しています。

西仲橋の架け替えに際して、新たな地域の核となる水辺空間を創出するために、地域の歴史を継承するとともに、月島川の魅力を引き立たせる橋梁と橋詰空間についてデザインをしました。

(設計協力:二井昭佳、株式会社イー・エー・ユー/写真:山田裕貴)

 

『歩行者に寄り添った空間』-甲府駅南口駅前広場-

甲府駅南口駅前広場は、県都の玄関口にふさわしい機能や街並みの指針となる甲府駅南口周辺地域修景計画(平成24年3月)に基づき整備を行いました。

整備のコンセプトは「歩行者にやさしい山梨らしさが感じられる広場づくり」であり、“歩行者優先の空間” “判りやすい交通動線” “緑豊かな美しい空間” “歴史・文化を活かした空間”の実現により、再整備を行ったものです。

デザインの決定に当たっては、有識者で構成される諮問機関のデザイン審査会での議論や総合案内板の試作、舗装の試し張りなど、様々な検討を行いました。

なお、当社では修景計画業務のプロポーザル特定以降、実施設計まで一貫して業務を実施しました。

(設計協力:株式会社UG都市建築)